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Flaskのインストール方法とは?Flaskを使ってみよう

flask

2024年7月2日

こんにちは!

「Pythonの人気マイクロフレームワークであるFlaskを使ってWebアプリケーションを開発したい」と思っている方に向けて、Flaskのインストール方法について解説します!

Flaskはそのシンプルさと柔軟性から、初心者から上級者にも適したWebフレームワークです。

本記事では、Flaskのインストール方法について、初心者にも分かりやすく、ハンズオンで詳しく解説します!

Flaskをインストールする前提条件

Flaskのインストールには、まずPythonがインストールされている必要があります。

Pythonのインストール方法については詳しく説明しませんが、こちらの公式サイトからダウンロード、インストールができます。

Pythonの公式サイト

pythonがインストールされているかどうかの確認

Pythonがインストールされているか確認してみましょう。

python --version
もしくは
python3 --version

こちらのコマンドはpythonのバージョンを確認するコマンドです。

バージョンが表示されたら、Pythonが正しくインストールされています。

仮想環境の設定

仮想環境とは、プロジェクトごとに独立したPython環境を作成するためのものです。

これにより、異なるプロジェクトで異なるバージョンのパッケージを使用することができます。

FlaskでWebアプリを作成する場合は仮想環境を作成することをおすすめします。

まず、ディレクトリを作成して、移動しましょう。

mkdir flask_project
cd flask_project

次に仮想環境を作成します。

python3 -m venv venv

# ↓書式
#python3 -m venv [仮想環境名]

仮想環境を作成したら、有効にするコマンドを実行します。

#Mac、Linuxの場合
source venv/bin/activate

#Windowsの場合
venv\Scripts\activate

仮想環境が有効化されると、プロンプトの先頭に(venv)が表示されます。

Flaskのインストール

仮想環境の作成ができたら、Flaskをインストールします。

以下のコマンドを実行しましょう。

pip install Flask

pipとは、pythonでモジュールなどをインストールするためのコマンドです。

Flaskの起動

ここで、簡単なWebページが閲覧できることを確認しましょう。

app.pyの作成

app.pyという名前のファイルを作成します。

from flask import Flask

app = Flask(__name__)

@app.route('/')
def hello_world():
    return 'Hello, World!'

if __name__ == '__main__':
    app.run(debug=True)

app.pyのコードについては、以下の記事を読むと理解が深まります。

Flaskの実行

最後にFlaskを実行します。以下のコマンドを実行します。

python app.py

以下のようなメッセージが表示され、Flask開発サーバーが起動します。

 * Serving Flask app "app"
 * Debug mode: on
 * Running on http://127.0.0.1:5000/ (Press CTRL+C to quit)

ブラウザを開き、以下のURLにアクセスします。

http://127.0.0.1:5000/

「Hello, World!」というメッセージが表示されれば成功です。

もし、不具合などが発生した場合は、こちらの記事を参考にしてみてください。

まとめ

本記事では、Flaskのインストール方法について詳しく解説しました。Pythonのインストールから仮想環境の設定、Flaskのインストールとプロジェクトの作成まで、ステップバイステップで進めてきました。Flaskは軽量で使いやすく、初めてのWebアプリケーション開発にも最適です。

ぜひこのガイドを参考に、あなた自身のFlaskアプリケーションを作成してみてください。

ここまでお読みいただきありがとうございました!

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